本文へスキップ

このサイトはジョン・オブ・ゴッド(JOHN OF GOD-Joao de Deus)に会うために渡航を思案されている方を支援するサイトです。一般社団法人 デライトオブシェイラ



渡航を計画する前に知っておかねばならいことを教えてください。

①旅費総額概算(チケット代、滞在費、諸経費)

 最低限必要な金額を概算してみます。あまり船旅を考えている方はおられないと思うのでエアラインで考えております。ブラジルまでどのルートを取るのか、飛行機のクラス、滞在期間、どこに滞在するか等いろいろな選択肢があり、一概には言えませんが、基本的なシミュレーションをしてみたいと思います。

ルートは東京発北米経由ブラジリア、チケットは往復エコノミー(早めの手配)、滞在期間は2週間、滞在するのは標準的なポウザアダ(三食付き)とします。

航空チケット代 約250,000円
滞在費     約 55,000円(宿代)
諸経費     約 40,000円(往復タクシー代、ハーブ、水等)
総額 約350,000円位です。
※諸経費40,000円はそこで二週間すごすのに困らない最低限の金額です。
 金額は大人一人あたりです。

②旅の体への負担

 日本(成田)からブラジル(ブラジリア)へのフライト時間は乗り継ぎを含め、最短で25時間以上、ルートによっては40時間掛かることもあります。ブラジリアからアバジャーニアまではさらに車で1時間15分ほど掛かります。もしあなたが重篤な病を抱えておられる場合、フライトで体に掛かる負担は大変なものであることを知っておく必要があります。健康な人間でも疲労困憊します。飛行機の中では体を動かすこともままならないかもしれません。フライト中は気圧が大きく変化し、病身に深刻な影響がでるかも知れません。飛行機のエンジンからの轟音で寝れないということもあります。それらの原因で現地にたどり着くまでに病状は悪化するかも知れません。

 これらのことを考慮して、現在病気の方は行くことを決める前にまず主治医に相談されてください。

 行くことを決めた場合、付き添いの人間が必要なのかどうか、旅行途中で具合が悪くなった場合にどうするのか(北米の病院に行く手配は可能かどうか)、現地の病院はどこか等をよく調べておくようにしてください。

また、現地で緊急で病院に行くことになった場合、英文のカルテがあるのとないのでは大きく違うと思いますのでそのあたりも主治医に相談してください。

加えて、乗り継ぎを重ねるのではなく、途中、北米で宿泊して休養する等も検討してください。

アバジャーニアで体調が悪化した場合の現地の病院リストは下記の通りです。
現地の病院のリスト

もし、現在とても悪い状態で現地に赴くことが困難な場合には自分の写真をジョン・オブ・ゴッドのもとに送り、ヒーリングをお願いすることをできます。詳しくこちらのページ「現在、重篤な病を患っている方へ」を参照ください。その他、日本語ですべての手続きが出来る有料のサービスを当方で提供しております。このサイトのトップページにボタンがありますので御確認ください。

旅の途中で具合が悪い場合、加入する旅行保険で入院できる北米の病院もあります。くわしくは保険を調べてください。なお、下記にある「⑦旅行保険」もご確認ください。

③滞在する期間

 先に滞在の目安を2週間としましたが、エンティティーにもっと長くいるように言われなければ2~3週間で十分です。もし、これがあなたにとって最初の訪問であるのであれば、セッションの始まる前日の火曜日午後5:00からの事前説明会(英語)に出席しなければなりません。

ジョン・オブ・ゴッドがセッションを行うのは水曜日から金曜日までの3日間です。

 そして最短のスケジュールをシミュレーションしてみますと、次の日、ジョン・オブ・ゴッドに会い、「手術」を受けた場合、手術後の経過を見る再診(リビジョン)は一週間後になるのでどうしても最低でも8日以上は滞在する必要があります。

※なかには手術を受けて、24時間はベッドにいますが、そのあとすぐに帰ってしまう方もいます。ただ、再診までの1週間は重いものを持ったり、激しい運動はをしてはいけない決まりになっています。飛行機での移動はスーツケースなどの運搬を伴いますし、体への負担も大きいと思いますので、どうしても帰らなければならない事情がなければ、再診を受けてからの帰国をお奨めします。

※エンティティーがもっと長く滞在するように言うことは滅多にありませんが、もしそう云われたならば、仮に飛行機の復路分は無駄になっても滞在した方が良いと思います。

④言語

 基本的にポルトガル語です。英語を話せるスタッフのいるポウザアダもあります。カーサでも基本はポルトガル語ですが、必要最低限の情報は英語でも提供されます。しかし、英語とは言えとても聞き取りにくい英語で、英語ネイティブの人が解るレベルです。

カーサの手順の中で必ず英語を理解しなければならない場面
・ジョン・オブ・ゴッドに会って指示を受けるとき
・カレント・ルームに座っているとき

※現在は携帯電話・スマートフォン・タブレット端末等を使った通訳サービス(ポルトガル語対応サービスもあり)があります。料金は高額ですが、どうしても必要な方は利用を検討しても良いのではないでしょうか。
通訳サービスのリンクです。探せば他にもいろいろあると思います。

⑤術後の禁忌

ハーブを服用する
 パッシフローラ(英語名パッションフルーツ)の皮を乾燥させて粉末にしたものが術後、あるいは診療後、たいていの人に処方されます。カプセル状のものでそれを食前に一回一錠1日3回飲むことになります。術後の場合、大概58日分処方され、それを飲んでいる間はアルコール類全般・胡椒・唐辛子類類(黒胡椒・白胡椒・唐辛子・カイエンペッパー〔Cayenne pepper〕・チリ類・パプリカ等々)有精卵(それを含む食品)を口にすることはできません

※特に日本人の食生活で避けるものに当てはまるものを考えてみると「鼻につんとくるようなワサビ、体が熱くなるほどのショウガ、生のニンニク、辛子明太子、和辛子」などが思いつきます。

食の禁忌に関する見解
ただし、あまり厳格にとらえなくても大丈夫です。辛いと感じないハムやソーセージに入っている微量の胡椒、フライの下味の胡椒、ソースやケチャップに入っている胡椒、甘酒や醤油に入っている微量のアルコール等ほとんど判らないものについては大丈夫です。甘口のカレーライスも大丈夫です。

基本の考え方は、エンティティーからのヒーリングエネルギーは繊細・精妙なものなので、それを途切れること無く受け取るために、食生活を含む生活全般において刺激物を少なくし、穏やかに過ごすということです。もちろん、ハーブ自体にもエンティティーによってその当人のためだけのエネルギーが込められています。

 そして嗜好品である香辛料は「このぐらいならば良いだろう」というような妥協を繰り返すと程度が判らなくなるのでこの基本の考え方を忘れないようにしてください。

※また当然、食品類の制限にはご家族のご協力も必要ですのでよろしくお願いします。

40日間の禁欲
 これはあくまでもカーサで手術を受けた場合の話です。最初の手術を受けてから40日間は性欲を満たす行為は一切できません。これにはイマジネーションによるものも含まれます。二回目の手術を受けた場合にはそれに8日を加えます。手術は術後、時間を掛けて人の精妙なエネルギー体に持続的に働きかけるのですが、性エネルギーはそれを阻害するためです。また、カーサの関係者によると帰国後、この禁忌を破って具合が悪くなり、ここに戻ってくるという事例がしばしば見受けられるとのことでした。

※以上の禁忌が自分には守れないと思う方は手術を受けても無駄になるので最初から行くことを考えない方が良いと思います。

⑥スピリティズムという考え方

「スピリティズム(Spiritism)」は日本では一般的に「心霊学」と訳されます。基本的な考え方としては、
 1.『霊=精神』(Spirit)が我々が「肉体を持つ以前」も「肉体を離れた後」も『意識』として存在するということ。  

 2.その『意識』は不滅であるということ。  

 3.『意識』は再生するということ。  

 4.『意識』と生身の人間はインタラクションが可能であるということ。  
※インタラクション-会話を含む相互意思疎通、相互接触、相互影響関係

 このスピリティズムという考え方は19世紀半ばフランスの教育学者・哲学者アラン・カルディック氏によって提唱されたものです。

 カーサにおいて実際の治療を行うのは「エンティティー」と呼ばれる『意識』=『霊的な存在』かつ『高度に知的な存在』です。彼らもまた私たち同様、より高く純粋な意識になれるように旅を続けています。日本語では『実際に存在する聖霊』という言い方が一番しっくりくるのではないでしょうか。彼らは過去において地球上で医師やセラピスト等の人を癒やす職業に従事していた存在と言われています。特に彼らは西洋医学に携わった経験のあるエンティティーが多いとのことでした。詳しくは書籍『ジョン・オブ・ゴッド』 を参考にしてください。

 一方、ジョン・オブ・ゴッドは「ミディアム」と呼ばれ、「霊的存在」に自分の体を一時的に貸し、それを入れることによって、「霊的な存在」が現実世界でコミュニケーションし、人々に適切な指示を与え、霊的な処置や手術を行い、ときにジョン・オブ・ゴッドの体を使って患者の肉体にメスを入れるような物理的な手術を行うことを可能にしています。

 こうしたことがカーサの中で行われているという事実は絶対的で本質的なものなので、このことを無視してカーサを説明・理解することはできません。

 カーサのプロトコルはこれらの事実に基づいて作られています。もちろん、この事実や考え方が受け入れられなければ、治療を受けられないというものではありません。カーサでは、
1.「スピリティズムのというのは組織やシステムではなく、その人の心のあり方である」
2.「すべての宗教は同根である」という考え方のもと、誰であれ、いかなる信念・思想・信仰も受け入れます。ただ、もちろんカーサの中での行動や術後の振る舞いなどはカーサのプロトコルに従う必要があります。

 あまり当てはまる場合はないとは思うのですが、現在、ある特定の宗教・思想・信念等をお持ちの方でそのことに揺らぎがなく、その教義・考え方と前述の事柄がどうしても相容れない部分があると思われる方は渡航について熟考されることをお奨めします。また、このサイトではカーサでどういうことが行われているか具体的にイメージできるように書いたつもりですので一通り読み、「現地レポート」も参考にしてご検討ください。


※補足として「スピリティズム」に似た言葉で「スピリチュアリズム(Spiritualism)」という言葉があります。日本でも定着した「スピリチュアル(Spiritual)」という単語はこちらに由来します。どちらも「心霊学」を表す言葉です。なぜ同じ意味を表す二つの違う単語があるのかということをごく簡単に説明すると、18世紀半ばに起こった心霊学は、イギリスとフランスの二国でそれぞれ独自に「霊とのコミュニケーション(交霊会)」を行い、そこから思索・発展を遂げ、それぞれの見識を持つようになりました。そして1950年代に「再生論」についての見解を巡って対立し、フランス系心霊学は自身の系譜を「スピリティズム」と名付け、イギリス系心霊学との決別を宣言しました。その後、フランス系心霊学は南米、特にブラジルを中心に広まっていくことになりました。
(※「再生論」というのは人の魂が再生するかどうかということを巡る議論で、「再生」とは仏教系の「輪廻転生」に近い考え方)

 ブラジルの宗教分布をみるとカトリック系が73%、プロテスタントが15.4%でキリスト教信者が88.4%になり、残りは他宗教、新興宗教、無宗教がほとんどで、スピリティズムの信奉者が埋没してしまっているようですが、心霊学の施設やスピリチュアルセンターはたくさんあるとのことですのでキリスト教信者ではあるがスピリティズムを信じている・違和感なく受け入れている、という人も多いのかもしれません。

必要な手配を優先度の高い順に教えてください。

①パスポート

 なによりパスポートです。下記に申請に必要な書類の一覧は示しておりますが、各都道府県によって多少違っている場合があります。
 
最終的に各都道府県のホームページから確認してください。

 発行までの所要日数も5日~10日といったように各都道府県、申請時期、申請窓口(出張所等)によって様々です。急いでおられる方は早めに手続きされますようにお願いします。

 下記は外務省のサイトです。ここから各都道府県のパスポート申請に関するサイトに行くことが出来ます。
 各都道府県のパスポート申請窓口へのリンク

必要書類の一覧

 1. 一般旅券発給申請書 1通  
申請書はパスポート申請窓口で入手できます。
申請書は5年有効なパスポート申請用と10年有効なパスポート申請用の2種類に分けられています。
(注)20歳未満の方は、5年有効なパスポートしか申請できません。

 2. 戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通  
申請日前6カ月以内に作成されたもの。

 3.住民票の写し1通(住民基本台帳ネットワークシステムで確認可能な方については、原則不要)   申請日前6カ月以内に作成されたもの。

 4.顔写真 1葉  
縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで、無背景(薄い色)の写真。
申請日前6カ月以内に撮影されたもの。
無帽で正面を向いたもので、頭頂からあごまでが34±2mmであるなど申請書に記載されている規格を満たしていることが必要です。
写真の裏面には申請者の氏名を(裏面に文字が浮かび出ないよう筆圧に注意して)記入して下さい。
(注)ご記入の際は表面にインクがにじまないように、また凸凹が出ないようにご注意下さい。

 5. 申請者本人に間違いないことを確認できる書類  
(有効な書類の原本に限ります)

1.1点で良い書類(一部省略)
運転免許証、船員手帳、写真付き住基カードなど

2.2点必要な書類(1.の書類がない場合)
下記書類一覧のAとBの各1点、又はAから2点を提示して下さい。

 書類一覧 
  A   健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要です)等

  B   次の内写真が貼ってあるもの
学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等

 6.最後に受け取ったパスポート(※各都道府県による)  

 7.印鑑(※各都道府県による)  

②ブラジル滞在ビザ


日本国籍の人間がブラジルに入国する際には滞在ビザが必要です。

 2013年5月現在のブラジルビザ申請方法についてまとめておきます。
 
諸手続については今後、変わっていくと思われますので公式サイトを必ず確認してください。

 ここでは当方が面倒で時間が掛かった部分について判りやすく説明したつもりです。なお、ここでは東京ブラジル総領事館を例に説明します。

 東京ブラジル総領事館公式サイト  
ブラジル査証総合案内
観光ビザの申請方法のページ
 
各都道府県によって管轄する領事館が違います。また、領事館ごとに受け付け曜日や発行までの日数、受付時間、受け取り時間等はまちまちです。

各領事館の都道府県管轄の確認はこちらです。

必要書類の一覧

 1. パスポート(旅券)原本  
申請時6ケ月以上の残存有効期限及びビザの余白頁が見開きであるもの
※ビザはパスポートの見開き2ページに写真を貼り付けて作ります。ですので2ページは残っていないと作れません。
※パスポートはビザ発行まで一緒に預けておくことになるので注意してください。パスポート番号などの控えが必要な方はコピーを取っておくなどしてください。

 2. 申請書をプリントアウトしたもの(ブラジル領事館のサイトから作成します。手書きで空欄を埋めていく専用用紙が配布されているわけではありませんのでご注意ください)  
※申請フォームの入力については下記にて図入り解りやすく説明しております。

ブラジルビザ申請フォームの入力手順(図解)

なお、申請書の正式な名前は『Recibo de Entrega de Requerimento-RER』です。

この申請書に、顔写真を貼り付け、ビザ申請者(渡航者)本人の直筆サイン(パスポートと同じ)が必要です。但し、12歳未満の場合は保護者(二親)による、保護者の名前でのサインとなります。

※総領事館内にも申請書作成のためのパソコン・プリンターがありますのでその場で入力してプリンターで打ち出して作成することもできます。ただ、上に申請フォームの入力の仕方を図入りで説明しているように、とても解りにくいので領事館に行く前に作成していくことをおすすめします。

 3. 4.5cm×3.5cmの証明写真  
写真の要件は下記のリンクからご確認ください。
写真の要件について

 4. Eチケット または 航空便/船便の予約確認証  
Eチケット: 氏名、航空券番号、航空会社名、飛行機便名、ブラジルへの到着空港名、日付、ブラジルから出国する空港名、日付、運賃(無くても可)が記載されたもの

航空便・ 船便の予約確認証: 氏名、航空券番号、航空会社名、飛行機便名、ブラジルへの到着空港名、日付、ブラジルから出国する空港名、日付、運賃(無くても可)が記載されたもの に加えて旅行会社、航空会社、船会社の責任者のサイン、会社印のあるもの

サイトには「ビザ発行日確認の前に旅行手配をしないようにお願いいたします」とありますが、申請時点で航空券が必要なのでこれは矛盾していると思います。なんにしてもスケジュールのわかる航空券(Eチケット等)がなければ申請は出来ません。

 5. 預金残高証明書  
目安として、最低25万円以上×人数分で、金融機関の証明印を要します。

1ケ月以内に発給されたもの。日本語のもの、英語のものとありますがどちらでも大丈夫です。日本語のほうが発行手数料が安い場合が多いので、そちらをお奨めします。

※発行までにかかる時間・日数、手数料は各銀行によって違います。大概はそこへ行ってその場ですぐ発行して貰えると思います。なお、各取引金融機関にご確認ください。

 6. 査証料金  
日本国籍の方の場合は3,500円(観光目的)です(2015年8月現在)。

申請方法

一般の申請受付時間は月~金曜日の09:00~12:00までととても短いので注意してください。

五反田駅前にあるブラジル総領事館へ必要書類を持参します。

入口にいる方に申請の旨を伝え、番号のレシート状のものをもらいます。(もし人がいなかった場合は自分でタッチパネルで用件を選択すれば、発行されます)

申請時は入口から入って左手の正面にある窓口(VISA12カウンター)で呼ばれることになります。職員が日本語で番号を呼ぶとき、発音がはっきり聞き取れないこともありますので電光掲示板も確認すると良いでしょう。自分の番号が点滅しますのでよく見ていてください。自分の順番が来るまでに後どのくらい時間がかかるかの目安にもなります。

※領事館の中はいろいろな国の方で結構混雑しています。

番号を呼ばれたら、持参した書類を窓口に提出します。書類はクリアファイルなどに入れてきた場合は出してバラバラにして言われたものを提出してください。書類に問題がなければ、ブラジル銀行出張所※で申請料を払います。ブラジル銀行出張所は領事館を出て30メートルくらいの場所です(下記をご参照ください)。そこで領収書をもらい、それを持ってもう一度同じ窓口に行き、支払ってきたことを告げます。この領収書(薄い黄色の紙)は「ビザを受け取る際の引換券」でもありますので無くさないようにしてください。
ブラジル銀行出張所
〒141-0022 東京都品川区東五反田5-25-19 東京デザインセンター1F
お問い合わせ(日本語対応)0120-09-5585 (平日9:00~17:00)
営業時間 平日9:00~15:00 銀行休業日は除きます。

基本的には「土日祭日を除く5日」で出来るようですが、リオのカーニバルや現地でサッカー関連の行事があるなど、繁忙期にはもっと日数が掛かります(2週間くらい掛かるときもあると聞きました)ので余裕を持って申請してください。また、窓口が何かの事情で急に休みになることがあります。これは前もって、サイトに掲示されるのでよく確認してください(何日前に掲示されるかも定かではありません)。加えてサイトの注意書きには「人道的配慮の必要な場合を除き、急ぎの申請には応じられません」とあります。

「ビザの受け取り時間帯」ですが申請時間帯よりも取り扱い時間がさらに短く一般の方は月~金曜日の「12:00~13:00」!!!です。

 
「ビザの受け取り」は発行日にすぐに取りに行かねばならないと言うことでなく、お願いすれば預かっていてもらえるので、地方の方の場合、visaの受け取りのために東京と地元を往復する手間とお金を考えて、フライトの時刻と折り合いがつけば当日受け取ってもよいと思います。

 なお、「ビザの受け取り案内」にてVISAが出来上がって受け取れるまでが段階的に表示されるので、下記リンクを確認してください。

ビザの受け取り案内

以前は郵送による受付もしていましたが現在はやっていないので注意してください。

また、代理人による申請についてですが、それが出来るのは総領事館に登録されている旅行会社と家族のみ(18歳以上の成人のみ、もちろんそれを確認する書類[3ヶ月以内に発行された戸籍謄本、又は申請者全員名が記載された住民票]の提出も必要)です。代理人による申請を考えている方は領事館公式サイトをよく読んでください。

代理申請についてはいろいろな旅行業者が「独自の料金設定」でやっています。申請から発行までの期間もまちまちです。自分で申請することの手間、時間、旅費などを考慮し、代理申請を選ぶ場合には信頼のおける業者を選んでください。

ブラジル総領事館は電話による問い合わせができません。電話番号も公表しておりません。メールアドレスがありますが、返信がどのくらいで帰ってくるのかわかりません。日本の役所の利便性と同じくらいだろうと想像すると失敗すると思います。やはりお国柄でしょうか。

 在日東京ブラジル総領事館  

 管轄地域:  
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、群馬県、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、山梨県、新潟県、長野県

住所: 〒141-0022 東京都品川区東五反田1丁目13-12 COI五反田ビル2階
公式サイト
E-mail: visa@consbrasil.org

 在日名古屋ブラジル総領事館  

 管轄地域:  
愛知県、愛媛県、福井県、福岡県、岐阜県、広島県、兵庫県、石川県、香川県、
鹿児島県、高知県、熊本県、京都府、三重県、宮崎県、長崎県、奈良県、大分県、岡山県、
沖縄県、大阪府、佐賀県、滋賀県、鳥取県、徳島県、島根県、富山県、和歌山県、山口県

住所: 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸ノ内1丁目10-29 白川第八ビル2階
公式サイト
E-mail: consulado@consuladonagoya.org
ビザに関するお問合せ: visa@consuladonagoya.org
Tel.: 052-222-1077

 在日浜松ブラジル総領事館  

 管轄地域:   静岡県

住所: 〒430-0946 静岡県浜松市中区元城町115-10 元城町共同ビル5階
公式サイト
E-mail:
- ビザ申請 : visa@consbrashamamatsu.jp
- サインの認証について: legalization@consbrashamamatsu.jp
- その他の情報: info@consbrashamamatsu.jp
Tel: 053-450-8191
Fax: 053-450-8112

③ESTA(アメリカ経由の場合)

 ESTAの申請は簡単です。公式サイトにアクセスし、必要事項を記入していくだけです。
 
遅くとも出発から72時間前には手続きを済ませる必要があります。

 
料金は14ドルです。

 
支払いはクレジットカードのみです。

 クレジットカードを持っていない場合は親や親類等に代わりに支払ってもらうか、旅行会社の代理申請を利用して後払いする方法もあります。ただ、代理申請の手数料は4,000~6,000円+14ドルと高額です。普通に払えば14ドルですからばかばかしい金額のような気がします。クレジットカードは旅行中、急にドルが必要になった場合のキャッシングやホテルのデポジット、ちょっとした支払い等に便利で、いまは即日発行のカードもあるようなので1枚作っておいたらいかがでしょうか。

旅行中所持しておかなければならないESTA関連の書類はありません。申請さえされていれば大丈夫です。申請日のわかる受領証のようなものを打ち出すことは出来ますが、それを確認されることはありません。

ESTA公式サイト

④航空券

 航空券については「現地にたどり着くまでのルートを教えてください」を参照ください。

⑤宿(ポウザアダ-Pousada)の手配

  ビザの申請の際に現地での宿泊地(ホテル住所・電話番号等)記入する必要があるので宿を決めておくことは重要です。   ※宿については今後「ポウザアダ」と表記します。

 ポウザアダはポルトガル語で「民宿」の意味ですが、カーサの周辺に位置するポウザアダは、単に寝泊まりをして食事をする場所という以上に特別な役割を持っています。それは「療養所」としての機能です。

 ジョン・オブ・ゴッドから手術を受けた後は必ず24時間以上ベッドにいなければならないので、食事を部屋まで運んでもらったり、手術後調子が悪ければお世話をお願いしなければなりません。24時間は必ずベッドに居なければなりませんが、もっと長い時間ベッドに居る必要性が出てくるケースもしばしばあります。術後のお世話についてはどのポウザアダもしっかりしていますので大丈夫です。

アバジャーニアにはポウザアダがたくさんあり(現在新築中のも含めて増えています)、予約なしでそのまま行って泊まることの出来るポウザアダもありますが、上記のことと加えて、良いポウザアダは何ヶ月か先まで予約で埋まっているので、予約をおすすめします。


 ポウザアダの選択に当たって考慮することは「カーサまでの距離が短いこと」、「どの言語が使えるのか」、「食事の有り無し」等です。当方が前回現地に赴いたとき少し調べてみたので下記のポウザアダリストを参考にしてください。もちろんすべてのポウザアダの実情は把握しておりませんので情報に誤りがあった場合にはどうかご容赦ください。

※宿泊料金が前払い(宿に到着してすぐの支払い)のポウザアダもありますので注意してください。

ポウザアダのリスト

⑥外貨


カーサのあるアバジャーニアという所は小さな町で、2、3週間程度の滞在を考えているのであれば、あまりお金を使うようなところはありません。食事は大概ポウザアダで出ますし、必要なものと言えば、薬局(ファーマシー)でハーブの代金を支払ったり、祝福された水をブックストアで買う、手術を受けた後にポウザアダまで帰るタクシー代、あとはお土産くらいでしょうか。割と高価な水晶類を売るお土産屋もあります。
各店ごとの支払い方法(通貨・カード等)

行動の中心はカーサになると思いますので
ポウザアダ  基本はレアル ポウザアダ次第でクレジットカード ドルも可
ブックストア 基本はレアル ドル クレジットカード
薬局     レアル クレジットカード可(窓口は二つあり、クレジット可の窓口はそのう ちの一つ〔確か右側〕なので掲示をよく見てから並んでください)
コーヒーショップ レアルのみ
カーサへの寄付 レアル ドル
周辺お店   基本はレアル ドル クレジットカード

両替所は村に何箇所かあります。ドル←→レアル・ユーロ←→レアルのみ 円は交換できません。

とにかく面倒なことはいやだという方は日本から少しのドルとクレジットカード、そしてレアルをメインに持って行くことです。

ドルを持って行って両替する方が断然安くすみます。両替所の場所はこちらの地図に示しておきましたのでご参照ください。特に「A」の両替所はおすすめです。分かりやすい場所なので心配要りません。両替はブラジリアの空港内でも可能ですが、タクシーの予約がある場合、待たせることになるのと、なによりアバジャーニアの両替所はレートが良いです。

もしFXなどをやっていて外貨を扱う環境にいるのであれば、私がお奨めするのは外貨口座を作って現受けを行い、そこにドルを入金することです。乗り継ぎの時間は十分ありますので出金は空港のATMで行います。

大事なことですが「せっかく行くので南米名所観光も」と考えておられる方はカーサに到着する前に観光を済ませてからにする必要があります。

⑦旅行保険(必要に応じて)

 
長い滞在期間ですので旅行保険には入ることをお勧めします。
 
現在病気の場合でも既往症・持病に関する特約のある旅行保険もあります。
 
また、海外で診療を受けた場合、その診療内容が日本国内で認められている医療行為や保険診療の範囲であれば、国民健康保険の適用で海外療養費の支給を受けることができます。簡単に言うと渡航先で自己負担した医療費について帰国後に請求して取り戻すということです。

 これには出国する前に、現在住んでいる各市区町村の窓口で「診療内容明細書・領収明細書」の用紙を貰い、現地でかかった病院に記入してもらいます。そして帰国後、その書類とそれを翻訳したものを添付して支給を受けるという方法です。翻訳が手間だと思いますが必要に応じて手配してください。なお、当然のことですが渡航前に書類を用意する必要があります。詳しくは『海外療養費』で検索してみてください。
 
旅行保険についてですが南米地域の旅行については2週間までしか契約できない保険もありますので注意してください。

現地にたどり着くまでのルートを教えてください。

ブラジリアまでの空路

 残念なことに日本からブラジル(サンパウロ)への直行便は2007年に廃止されています。しかし、日本からアバジャーニアに行くまでのルートはたくさんあります。
 北米でもアトランタ経由、ワシントン経由、カナダ-トロント経由、韓国-仁川経由、中国-北京経由、オーストラリア-シドニー経由、中東経由等

 ブラジルの到着空港もサンパウロ(国内線乗り継ぎ)、ブラジリア、ゴイアニアなどあります。
 いろいろありますが、おすすめは「デルタ航空-アトランタ経由ブラジリア(Brasilia)」です。
 理由は①フライトの乗り継ぎが少ない(成田からだと1回で済む)、②乗り継ぎで待つ時間が短くて済む、③料金が比較的安値である※、からです。そして申し込みはデルタ空港のホームページからルートを検索して申し込むと良いと思います。とはいえ時期によってはチケットがとても高いことがあるので、他のチケット検索サイトも確認してください。
※最安値は中東経由だと思いますが、乗り継ぎ待ちの時間がとても長く、乗り継ぎ回数は多めです。

 ルートについては「長いフライトなので途中で宿泊し、体力を回復して」と考える方もおられるでしょうし、観光を兼ねてと思っている方もおられると思いますのでルートは各自で計画されてください。いまは旅行代理店の検索サイトも充実しているのでルート検索が楽です。大いに活用したいものです。なお、ブラジル国内の名所観光等をする場合は到着前に済ませるように心掛けましょう。

タクシー利用について

 ブラジリアからアバジャーニアまではタクシーをお奨めします。料金は240ヘアイス(日本円で約9,200円-2014/07/05現在)くらいです。バスもあります(バス利用については後述します)。ただ、大きな荷物もあり、コミュニケーション(どこで降りるかとか)ができれば別ですが、ポルトガル語しか通じないと思いますのでタクシーが無難ではないでしょうか。

 タクシーはポウザアダを予約するときに一緒に予約すると簡単です。ポウザアダには専属契約(契約書を交わすほどの明確なものかは不明ですが)しているタクシードライバーがいて、大概、予約のときにポウザアダの主人が便名と時刻を聞いてくるのでそのときにお願いするのが良いと思います。彼らはポウザアダと契約していますが、カーサ所属のドライバーで、普段はカーサに待機しています。

 また、フライト時間等はっきりしない場合には空港にもタクシーはたくさんおり、「アバジャーニア」と言えばだれでも知っていますのでそれを利用することも可能です。ただ、ブラジリア空港にいるドライバーはカーサ所属ではないので、雲助(古っ)のようなドライバーがいるのかどうかは判りませんが、請求される金額がいくらになるのかは保証できません。もし予約をしないのであれば乗る前に金額を確認した方がよいと思います。カーサ所属のドライバーはアバジャーニアまでの料金について一定の取り決めがあるようです。

 タクシーと呼ばれますが見た目は普通の車です。色もまちまちで日本のタクシー会社のように統一された色とマークとかではありません。車種としては大きめのRV車が多いと思います。


バス利用について

 お金を節約したいときにはバスの利用もできます。ブラジリア空港からから約3キロのところにRodoviária(ホドビアリア)というバスターミナルがあり、空港から出ているバスで一旦そこまでいきます。ブラジリア空港からホドビアリアまでは15分おきごとにバスが出ており、片道1.6ヘアイスです。そこからゴイアニア行きのバスがあります。地図を参照してもらえば分かるとおり、アバジャーニアはゴイアニアの手前です。

 ブラジリアからゴイアニアまでは20分おきごとにバスが出ており、片道8.5ヘアイスです。ブラジリアからゴイアニア行きのバスは必ずアバジャーニアに停まるわけではないので、ドライバーに自分がアバジャーニアで下りることを伝える必要があります。到着までの所要時間は約2時間くらいです。
 タクシー料金のまとめ  
ブラジリア空港-アバジャーニア 片道240ヘアイス
ポウザアダ-カーサ 片道10ヘアイス
カーサ-聖なる滝 往復20ヘアイス
ポウザアダ-聖なる滝 往復20ヘアイス
22:00以降の利用は20%増

出入国カード並びに税関申告書について教えてください。

アメリカ出入国

アメリカへの入国に関してESTAを事前に申請している場合、アメリカへの入国カード『I-94W』は不要です。アメリカビザを持って出入国している方の場合には記入が必要になってきます。

『税関申告書』については全員が記入する必要があります。どちらも飛行機の機内で配布されます。飛行機を降りてから入国審査前に記入することも可能です。詳細並びに記入の仕方については下記リンクを参照ください。

各国出入国書類-アメリカ(JAL)

ブラジル出入国

ブラジル出入国カードは『Cartão de Entrada e Saída』(カルタゥン ジ エントラーダ エ サイーダ)と言います。書く内容はたいしたことはないのですが項目がすべてポルトガル語なので戸惑うこともあるかと思います。
下記のリンクを参考にしてください。


ブラジル出入国カードの記入方法

なお、この書類は複写になっていて、あなたが入国の際にこの書類を出入国管理局に提出すると二枚目はスタンプを押されてあなたに返されます。この用紙は出国の際に出入国管理局に提出しますので絶対に紛失しないようにしてください。

税関申告についてですが、入国の際に提出していた手荷物税関申告書は2012年1月1日以降、免税額(500ドル)を超過していない場合、不要になりました。大概の方は大丈夫と思いますが、提出する場合、こちらは英語の様式があるのでアメリカのものと同様に書いてください。裏の項目には全て「NO」と答えれば大丈夫です。こちらも飛行機の機内で配布しています。

部屋と食事はどんな感じですか。


「部屋と食事」は長い滞在期間における生活の基盤ですので重要です。長旅の果てに疲れ切ってたどり着くポウザアダですので快適な場所を見つけておきたいものです。

①部屋の様子

 
まず、どのポウザアダも日本のホテルのようなよい宿はありません。必要最低限のものしか用意されていません。ベッドと小さなテーブル(イスはない)、暗い照明(コンパクト蛍光管一本とか)、ハンガー4、5本、水しかでないせまい洗面所、貧弱なシャワー、トイレットペーパーを流してはいけないトイレ(そして水流が弱いので[以下自粛])・・・・・・。
 
説明に「クリーンな部屋」と書いてあってもそれは他のポウザアダと比べて、比較的きれいだということであって、日本の感覚の「きれい」とは大きな隔たりがあります。私が宿泊したポウザアダは平屋で部屋の隅にはアリの巣があって、夜中には床にいろいろな虫がいます。朝になってそれらが死んでいたり、シャワー室には日本では見たこともないような大きなゴキブリが入っていたりもします。
 
においが気になる方もいるかもしれません。トイレにトイレットペーパーは詰まってしまうので流せません。それをトイレのわきの小さなフタ付きの容器に入れておくのですがこれが臭うこともありますし、ベッドのシーツや部屋の中のものは洗剤のせいか強烈なトロピカル臭がする場合が多いです。
 
しかし、アバジャーニア行くということは巡礼やお遍路に通じるものであってこういったことも忍耐を試される修行の一部として理解したいと個人的には思っています。

なお、部屋の雰囲気を含めて現地の様子はこらちのブログの方で詳しく紹介しております。
※ぼちぼち書いていくつもりです。すみません。

②部屋の料金

 大人一人、シングル一泊3食付き50-200ヘアイス(日本円で約2,500~7,300円くらい)です。
値段と真価は一致しません。値段が高くても夜はうるさい、食事がまずい、部屋が汚いというようなコンディションのいくつかが当てはまる(あるいは全部)ポウザアダもあるそうです。

③食事について

食材並びに飲み物類

野菜-にんじん、レタス、キャベツ、タマネギ、トマト、キュウリ、ジャガイモ、インゲン豆、ひよこ豆、ハヤトウリ等
肉類-牛肉、鶏肉 ※豚肉の禁忌ルールが無くなったので今後は豚肉も食材に加わるかも知れません。近くのスーパー等では普通に売っています。
米-長粒米、黒米(炊き方が悪いせいか、しんが残っていたり、ポソポソしています)
パン-バケット、チーズパン(ポン・デ・ケージョ)、ライ麦パン、全粒粉パン、食パン
パンに塗るもの-バター、ジャム類各種
パスタ-ロングパスタが多かったような。
魚-種類は鱈(タラ)only(たぶん)
チーズ(クリームチーズ風、モッツァレラ風※いずれもブラジル独特のもの。朝食に良く出ます。)
フルーツ-スイカ、マンゴー、パイナップル、バナナ(焼きバナナは絶品です)等
ビスケット-各種
飲み物-コーヒー、紅茶等

 皿に取って食べたいだけ食べることができます。人気のものは無くなってしまうこともありますが、スタッフに言って食材があれば追加で出してくれることもあります。ホテルのバイキングのようなイメージです。

食事時間について

 おおよその食事提供開始時間についてですが、
朝食 7:00
昼食 12:00
夕食 18:00~19:00
です。ポウザアダによって若干違いはあるようです。なお、朝食時間の早いポウザアダの方がなにかと動きやすくて便利です。

1日のスケジュールを立てる際には昼食前にスープラインに列ぶことも考慮してください。午前中、カレントルームに座る場合、セッションが長引くとその後のスープの列に並ぶのが遅くなり、スケジュールが思い通りにならなくなることもあります。

ヒーリングスープの重要性についてはこちらを参照ください。

飲み物について

基本的な飲み物はコーヒーと紅茶で、ポウザアダによってはもっとバラエティー豊かだと思いますが、飲み物は是非「祝福された水」を積極的に飲むようにしてください。この水はヒーリング効果が高く術後の回復期に飲むと回復が早くなるので、アバジャーニアに滞在している間は嗜好飲料ではなく、この水を飲んでエンティティーが我々に施してくれる恵みを最大限に受け取れるようにすることをお奨めします。
 
アバジャーニアでボトルのミネラルウォーターといえば『Agua Cristalina』(アグア・クリスタリナ)ですがこのラベルを貼ってあるボトルがすべて「祝福された水」ではありません。もしこのラベルの水がポウザアダにおいてあったならばそれが「祝福された水」(カーサから持ってきたものなのかどうか)かどうかよく確認してから購入するようにしてください。一番確かなのは多少重くてもカーサから買ってくることです。
水の値段
0.5L 1ヘアイス(普通の500ミリペットボトルです)
1.5L 2ヘアイス(写真のもの)
 5L 7ヘアイス
※量の多いものはお得感がありますが容器の用途によっても使い分けてください。
 
大事なことですがアバジャーニアの水道水は飲めません。現地の人に確認したのですが現地の人たちも飲んでいません。飲むと5回に1回くらいはお腹を壊すことになるそうです。現地の人でもそうなのですから日本人にはなおさら無理だと思います。歯磨きやうがい等で使う水も口に入れるものはなるべくミネラルウォーターを利用しましょう。

何処で食べるか

ポウザアダの予約の際に朝食だけをお願いして、昼食と夜食は別の好みのポウザアダで食べるという方法もあります。しかし、もし、これが最初のアバジャーニアだとすれば、慣れない土地と言葉で苦労するよりは「生活の軸足を安定させて動く」ということを考えた方が良いと思います。二度目の機会があればもう少し精神的余裕も出てくると思いますので、そういったこともを試してみてはいかがでしょうか。
 
先に「これが最初の訪問だった場合、食事は自分の泊まっているポウザアダで」と書きましたが自分のポウザアダの食事がどうしても口に合わないと思ったときには他のポウザアダの食事を取ることも考えてください。ただ、どのポウザアダもずば抜けて美味しい所は無いようです。他の泊まり客以外にも食事を出すポウザアダの場合、一食15~20ヘアイス(バイキング形式でいくら食べても定額)です。その他に村にいくつかある食堂で提供の仕方が「量り売り」もあることを知っておいてください。大きなプレートに自分の好きなものを好きなだけのせて専用のはかり(精肉店のフラットなはかりのようなイメージです)に乗せてそこから皿の重量を引いた食べ物の重さに係数を掛けたものが値段です。いっぱい乗せても20ヘアイスくらいでしょうか。

 
ポウザアダによっては味付けがかなりしょっぱいので気をつけてください。ブラジルの気候もあってか、味付けは一般的に塩分が濃いように思います。ずっと食べていると体にむくみが出ます。私の場合、水(祝福された水)を沢山飲むことと、フルーツを中心に食べるようにしていました。塩分を体の外に出すホーソンベリーのようなサプリも良いかもしれません。

 
しかし、現地で出会った日本人の方と話をしたのですが、不思議ことに日本にいると味には敏感だったのがここでしばらく過ごすと、なにを食べても同じように思えて、次第に興味がなくなっていきますね、という話をしたことがあります。最初は食材の珍しさも手伝って日本の食事と比較しながら楽しむこともあったのですが、カーサのエネルギーが強くて次第に瞑想三昧になっていき、食べることは機械的になってしまったように思います。

ポウザアダはどのように選べば良いですか?


 私がポウザアダを選んだ際のプライオリティーは優先度の高い順から、
1.そこのスタッフ(常時対応してくれる人)が英語が話せるかどうか。
2.カーサから近いこと。
3.食事がある程度美味しいこと。
4.部屋がましな方であること。
5.静かな立地。

ポウザアダのリストはありますか。


 下記のリンクからポウザアダのリストを確認することができます。英語の通じるところを中心に書いています。

一応クチコミ等も調べておりますがすべてのポウザアダに私が泊まったわけではないので情報の正確性は保証できません。

ポウザアダのリスト

アバジャーニアに病院はありますか?


ブラジル政府の運営する「救急医療センター」がダウンタウンのシティホールそばにあります。ナース数名とパートタイムドクターがいます。無休で24時間開いています。救急車も2台あります。日本でいうと消防署附属の「夜間救急診療所」のイメージに近いと思います。応急措置がメインです。一番近い病院はアナポリスにあります。アナポリスまではで車で約40分かかります。

アナポリスの主な病院のリスト以下の通りです。
Hospital Evangelico Goiano (HEG)
TEL:(62) 3099-9000 
※ブラジル滞在時、日本から持っていった携帯電話からブラジル国内の電話番号にかける際には、ブラジルの国番号「+55」は不要です。要するにここにあるそのままの番号をかけてください。
住所:Praca James Fanstone 60, Anapolis Goias(以下「GO」と表記してあります).

Hospital Santa Casa de Misericordia
TEL.(62) 3311-9900
住所:Avenida Visconde de Taunay #134 Anapolis GO.

Hospital de Urgencias de Anapolis (HUANA)
TEL: (62) 3098-8500
住所:Avenida BrasilNorte 3105, Anapolis GO

Hospital do Cancer de Anapolis
TEL: (62) 3321-9300
住所:Rua Doutor Zaqueu Crispim Q 16, s/n Setor Bouganville - Anápolis - GO

Hospital Espirita de Psiquiatria de Anapolis
TEL:(62)3311-9000
住所:Rua Allan Kardec #39, Vila Santa Isabel, Anapolis.

現地の気候について教えてください。


アバジャーニア(ブラジリア地区)はブラジル中部の内陸部で乾期と雨期があります。乾期は5月~9月、雨期は10月~4月です。平均気温は最高が摂氏36度くらいで最低が摂氏15度くらいです。つまり、一年中気温は昼は高めで、夜は冷え込み、一年の半分は乾燥して、もう半分は湿っている、という感覚です。現地の方に聞いたのですが、四季という感覚は言葉上は解りますが感覚的には解らないとのことです。
 
乾期には湿度数パーセントというカラカラに乾いた日が続きます。日陰はすずしいですが直射日光には注意してください。出歩く際には日焼け止めを塗り、帽子をかぶりましょう。日中の気温は高いのですが、朝晩はかなり冷え込むことがあります。日が沈むと急に寒くなることがあり、夜間はポウザアダ備え付けの毛布一枚では寒いときがあります。5~7月で最低気温0度という日もあります。日本で言えば春先、陽射しが強くて日中は夏日に近くなるけれども夜になると急に冷え込む日がありますが、あれのもっと激しい感じです。
 
雨期には午後から夕方にかけて土砂降りになることが多いです。雨期には傘か雨合羽は必ず持って行った方が良いと思います。陽射しは乾期と同じかもっと強い感じです。出歩く際には帽子をかぶりましょう。夜間の冷え込みも同様です。ただ、湿度があるので乾期ほどは寒さを感じないかもしれません。それから不思議ととても蒸し暑い夜もあります。
 
一年中、蚊が多いので、対策は必須です。詳しくは寒さ対策も含めて「荷物はどんなものを準備すれば良いのでしょうか」説明します。

どんな服装を準備すれば良いですか。


カーサに行ってジョン・オブ・ゴッドに会うとき(水-金)は必ず白い服装を身につけます。これはエンティティーがあなたの状態を診る際、あなたのエネルギーフィールドを見やすくするためです。私はそれ以外でもカーサにいくときは白い服を着ていました。それはエンティティーは思わぬ場所で人々にアクセスしてくることが多いからです。たとえば、展望台で瞑想しているときとか、ベンチに横になって昼寝をしているときなどです。

 白い服はクリーニングすることを前提に上下3セットほど用意してはみてはどうでしょうか。昼は気温が高いので薄手のものでよいと思います。ただ、朝方は寒いので上は羽織れる白い服も用意した方が良いと思います。下は男性か女性かにもよりますが、パンツスタイルであれば足首まであるもので、まくって止めることが出来るカーゴパンツのようなものがあればベストではないでしょうか。
※なお、さらに詳しくは「荷物はどんなものを準備すれば良いのでしょうか」で説明します。

クリーニング
※服装に関連してクリーニングについてですが、大概のポウザアダではクリーニングサービスがあります。自前で洗濯機を使ってやっているところもあれば、預かった衣服をそのままクリーニング店に依頼しているところもあります。どちらの場合も天日で乾かしているようで、雨期は仕上がりまで大体3日くらいかかります。料金はそれぞれですがカラーのシャツで3ヘアイスくらいでしょうか。ズボン類は5ヘアイスくらいです。日本に比べて割安感はありません。

自分で洗濯
出来るだけ荷物を少なくするためとお金の節約のために下着の洗濯くらいは自分でやることも考慮してみてください。液体石けんを適量ボトルに入れて持って行きましょう。洗濯ひもは自分で用意してポウザアダの部屋のどこか適当なところに付けます。おおらかな方たちばかりなのでだれも文句は言いません。

電話やインターネットなどの通信環境について教えてください。


携帯電話の電波は受信可能です。

 大概のポウザアダはフリーのWi-Fi環境になりつつあります。通信衛星のバンドを使い、回線速度はそれほど速くはありませんが、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン等を閲覧したり、Skypeで話をしたりするには問題ない程度だと思います。ローミングで高い料金を払うよりもそちらを利用することをお奨めします。

カーサにWi-Fiはありません。

※基本的にカーサにしてもポウザアダにしても静かに過ごすことが大事なので、なんの目的で来たのかを自分の中で明確にして行動することが大事です。私の場合、電話やインターネットは
①緊急の場合、
②無事着いたことや現地をいつ出発するか等の家族に心配をかけない程度の最小限の連絡、と決めていました。特にポウザアダでは手術後、ベッドで休んでいる人もいるので部屋の近くでの大声の会話や電話は控えたいものです。
 
会話は食堂か庭でするように心掛けましょう。カーサでは「静粛は祈り」です。

荷物はどんなものを準備すれば良いのでしょうか。

まず、「荷物を入れる物」の内訳を決めましょう。

A.入れ物

1.貴重品入れ

 色々な種類があると思います。出し入れのしやすいものを選びましょう。

2.スーツケース

 二週間は滞在するのでスーツケースは大きめのものを用意しましょう。普通の旅行と違うのはあちらから戻ってくるとき、水(1リットル以上)を持って帰らなければならないということです。ですので総重量には注意しましょう。旅行用スケールがあると便利です。

3.バッグ(機内持ち込み用)

 手荷物扱い可の小さめのスーツケースでもよいですし、小型のバックでも良いと思います。
※機内は寒いのでそこで提供される薄い毛布で足りない場合のためにブルゾン、スウェット等の上着が出し入れしやすいことを考えて選んでください。またアメリカ、ブラジルの空港施設は場所によって室温差が激しいので十分に対策してください。

4.機内用ポーチ

 機内で使うものだけを集めてポーチに入れておきましょう。
機内で税関の申告書(二枚複写)も書くのでボールペン類も。

5.現地用バッグ(色は白をお奨めします)

 現地で動くときに使います。水、カメラ、現金等。


次に中身です。

B.中身

1.貴重品入れの中身

 パスポート、チケット、現金、クレジットカード
日程表

2.スーツケースの中身

タオル類
・スポーツタオル(サイズ)×4
 ※バスタオルはかさばりすぎてほかのものが入れられなくなるのでこれをシャワー後に使います。
・ハンドタオル3枚

白いズボン3
白いシャツ3(半袖)
靴下・タイツ4(現地では履かないと思いますが)
下着-上下5枚
寝るときのもの-上下1セット(夜は寒くなることがおおいので厚手のルームパンツと上着のセットを用意した方が良いと思います。エンティティーが術後7日目の夜にやってきて縫合糸を抜いていく作業があるのでこの日の夜は必ず白を着ます)

ほかの着衣
3着くらい(好みで。ただ、軽いもの、色の明るいものをお奨めします)
※着衣やタオルでかさばるものについてはいろいろなサイズの「旅行用衣類圧縮袋」が売っているのでそれを使ってとにかくコンパクトにします。

水着
滝に行くときに使います。

クッションシート
カーサのカレントルームでの瞑想は長時間になることが多いです。日によって何人並ぶか判りませんがジョン・オブ・ゴッドが列に並んだ全員に会うまで最低でも2時間は掛かると思います。カレントルームの長いすは一つ4~5人がけでおしりの当たる部分にはクッションがあるのですが背あてにはクッションはないので、後ろに体重をかけて座る方はクッションが必要だと思います。カーサの部屋から枕とかを持ってくる人もいますが、体調が悪くしっかりとしたクッションが欲しいと思う方は準備してください。
 ただ、長いすは外国人の体型に合わせて作られており、床からの位置が高いので、身長にもよりますが、厚いクッションをおしりの下に敷くと足が床から浮いて落ち着かないかもしれないので背もたれだけを用意する方法もあるかと思います。

ビーチサンダル
現地ではこれだけ毎日履いています。とても大事です。暑いので靴に靴下は蒸れます。地面は赤土の細かい砂で凸凹が多く、雨が降ると水たまりができます。少し歩くと土埃で足が赤くなっているのが判ります。靴を履くのは賢明ではありません。凸凹が多く、ソールが薄いと疲れてくるので底は厚め、そして軽くて足にフィットしたものを選びましょう。(現地でも近くの売店の軒先にいっぱいありますので簡単に調達できます。ただ、鼻緒のゴムのバリが残っていて指の股が擦れて痛かったりするので、事前に準備することをお奨めします)。

石けん(石けんは洗面所に用意されている場合が多いのですがニオイがきついので、普段から使い慣れているものを用意されたら良いのではないでしょうか)
シャンプー(ほとんどのポウザアダにはありません)
液体洗剤-下着類の洗濯に使います。
洗濯ロープ-ポウザアダで洗濯したものを干します。
ティッシュペーパー(多めに)、ウェットティッシュ
    
おしり拭き(あるとなにかと便利です)
ペンライト(LEDの小さいもの)※非常用。停電は滅多にないという話ですが夜間歩くとき(火曜夜のオリエンテーションなど)に足下照らすのに使うと良いでしょう。
便せん類

住所シール(ポルトガル語)※氏名、生年月日、自分の宿泊しているポウザアダの住所、日本の住所
願い事を書いた紙(英語)
手術を受けたことを宿に伝えるメモ

薬類
・下痢止め
・頭痛薬
・ガーゼ付き絆創膏
・消毒薬

虫除け類
・虫除けスプレー、虫除けシールなど、体に直接使用するもの
・押すだけベープ(部屋にいるとき・寝るときに壁に吹き付けるもの)
・ムヒパッチ(スプレーをしていても刺されるときは刺されます。いろいろと肌に塗るものが多くなるので軟膏のものよりも手軽に扱えるパッチ状のものをお奨めします。)

日焼止め(効果の高いもの)

盗難防止グッズ(たとえばワイヤーロック※スーツケースをベッド等の家具類と結びつける)
旅行用スケール(計り)-行き帰りのスーツケースの重さを量るのに便利です。

コンセント変換プラグ、変圧器
 これは電化製品、充電器等を現地で使う際に欠かせません。ブラジルは地域によって電圧が違い、アバジャーニアのあるブラジリアの電圧は220ボルトです。カメラや携帯の充電器等では最近対応しているものも多くなっているように思いますが製品に表示されているスペックを良く確認してください。

 もし対応していない場合は専用の変圧器が必要です。これは海外旅行用品の通販などで手軽に購入できます。

 お手持ちの電化製品の電圧が対応していれば、右の画像にある「コンセント変換プラグ」だけを持って行けば大丈夫です。アバジャーニアのプラグ形状は「Cタイプ」と呼ばれ、差し込みは丸い棒状で棒の太さは4ミリです。これも大きな電気店や通販で簡単に手に入れられます。

3.バッグ(機内持ち込み用)の中身

上着1着(パーカーorトレーナーorブルゾンorジャケット)
折りたたみ傘
帽子(日を通さない厚手のもの-麦わら帽子ではありません。※単に日差しを避けるだけではなく、手術を受けた後に頭頂部に直射日光を当てないようにするため。バッグの中に入れておくので折りたたんでも大丈夫なもの)
現地に着いてからは現地用バッグに入れておきます。

4.機内用ポーチの中身

耳栓(泊まるポウザアダがうるさい場合にも使ってください)
アイマスク
ウエットマスク(機内は乾燥しています)
携帯用スリッパ(楽ちんです)
歯ブラシ・歯磨き粉(ジップロックのような袋に入れる)
シェーバー類(男性)
折りたたみコップ
ヘアブラシ
常備薬(頭痛薬等)
タオル・ハンカチ
ティッシュ
    
ペン類

以下は必要に応じて
カメラ
MP3プレーヤー
ガム(気圧変化で耳が痛くなる人は)

5.現地用バッグの中身

祝福された水(500MLペットボトル一本)
願い事の紙・住所シール
写真(お知り合いの病気の方のもの)
ペン類
ティッシュ
ハンドタオル
帽子
サングラス(カーサの建物の中では必ず外します)
カメラ
カーサ見取り図、現地地図(必要なのは行った当初のうちだけだと思われます。カーサもアバジャーニアも地形的に判りやすいので)
会話集・電子辞書等コミュニケーションに必要なもの
時刻のわかるもの(腕時計でも良いですが腕に付けないこと)

チェックリスト

別途PDF様式のチェックリストを作成しましたので印刷してお使いください。必要なものは随時加えて自分なりのリストを作成してください。別画面が開きます。

持ち物チェックリスト

PAGE TOP